小さな家に自由と広がりを

ナチュラハウスのリノベーションは—
平屋を購入し「自分たちの手でつくる」ことからはじまりました。

2016年に購入した築45年の平屋。解体から完成までのすべてを一元化し私たちが工事しました。
今までは注文住宅で新築を建てさせて頂いていました。お客さまとのお打合せ、設計、現場管理と住まいづくりに携ながらも…実際に家を建てるのは大工さんやそれぞれを担当する職人さんたち。—それが通常のことなのですが……
夫婦でナチュラハウスを営んできましたが
「これから先もナチュラハウスとして家づくりをしていく私たち自身も直接、家を作ることをしたい。」と思っていたことがリノベーションをはじめたきっかけです。

家自体もとても古く、お庭も手入れが行き届かずうっそうとしていました。庭木を切り、明るい家になるように外周りもきれいになるよう手を加えました。

最小限の間仕切り広いキッチン&リビング

ナチュラハウスの作る家の間取りのほとんどがぐるっと回れるのが特徴です。
使い勝手や同線のことを考えて、間取りも大きく変えました。
元々は5つに仕切られていた狭い印象の部屋は、大きなリビングと洋室の2つに仕切り直し。
その上部には天井を解体して、ロフトを設けました。
ロフトからはリビングも洋室も見渡せます。
勾配天井にしたLDKは、キッチンと便利なパントリー(食品庫)、リビングには薪ストーブも取り付けました。

「家」という固定観念の枠を外し、自由に面白く造る。

元の玄関はぐるっと回りこんだ裏手にありました。
新しく表通りに面した場所に設けた玄関は、ちょっとした土間にしました。
自転車やバイクの手入れをするのも良し、雨具の置き場所にも困りません。そして屋根裏は風がよく通り抜けるように窓を付けました。屋根の内側と壁には厚みのある断熱材をしっかり詰め込みました。
夏にはエアコンの効きめが良く、冬には薪ストーブで家全体が暖かくなるように各部屋をつなげています。
「なんだか居心地が良いな」と思ってもらえる仕掛けをしています。

ナチュラハウスの家にはオリジナルをふんだんに詰め込んでいます。