profile

2003年から家づくりに携わり、新築の注文住宅をご家族のこだわりを形にするため、ゆっくりとお話を重ねながら一緒に作ってきました。
そして2010年に独立。夫婦でナチュラハウスを立ち上げました。

独立した後もずっと新築の注文住宅を続けていましたが…
一般的に家づくりは全てが分業で、営業・設計・現場監理、その後の施工する職人もそれぞれの職種に分かれています。
ナチュラハウスを始めてからは営業・設計・現場監理は分業にせず、私たち夫婦がメインでおこなってきました。

「私たちが家を建てています」自信を持ってそう言いたい。

お客さんとの打合せ・設計・現場管理をすることが私たちの主な仕事で、実際に家を建てるのは職人。
家づくりは分業が通常のことなのですが、家を造る仕事をしているのに私たちは直接現場で造ることに関わっていない。私たちも造ることをしたい。
そんな思いが募り2016年、決心して大きく舵を切ることに。
「私たちが家を建てています。」
自信を持ってそう言えるために、お客さんとの打合せから施工までの全てを一元化することにしました。

新築は少人数で全てを行うには時間がかかりすぎる。
それに「新しいから良いね」ではなく、「時が経っても良いね」と思える家を造りたい。
そんな思いからそれまでの新築ではなくリノベーションを仕事の主軸にしていくことを決めました。

[リノベーションをしていく上で決めた3つのこと。]
1.電気・水道工事以外は、できる限り自分たちで施工していく。
2.今までの自分たちがやったことがないこと(冒険する)。やりたくてもできなかったことを詰め込む。
3.手掛ける家やその場所が持つ個性を活かし、暮らしが楽しくなる・使い勝手の良い間取り・プランを考える。
この三つを決め、小さい中古の平屋を購入し、フルリノベーションすることにしました。

それから数年様々なリノベーションを手掛けさせていただく中で、新築では知ることができなかった
リノベーションの可能性と古いものを繋いでいくことの楽しさを知り、こんな思いを抱くようになりました。

「私たちもリノベーションした家に暮らしたい」

お客さんのご期待に応えるために
間取りや空間の使い方を考え、アイディアを絞り出し、私たちが造る。それを繰り返し…
リノベーションした家で楽しそうに暮らしているお客さん宅を見るたびに、
私たちの中で「私たちなりの暮らしを楽しむことをしてみたい」との思いがどんどん大きくなっていきました。

最初のフルリノベーションをした家の後、次のリノベーション用にと購入していた築50年の家。
お客さんの工事を優先し、手が空いた時にだけ工事に入る形になってしまい、工事途中の状態が2年ほど続いていました。
リノベーションして貸家にしようと計画していましたが、

「私たちがこの家に住もう」

2019年の年末、その築50年の家に自分たちが暮らすことを決め改めて工事を開始。
お客さんの工事の合間や土日に工事を続け、2021年6月ようやく住める状態になりました。

ナチュラハウスの拠点は、私たちが暮らす住まいです。

「私たちもリノベーションした家に暮らす。」
リノベーションを仕事の主軸としていくと決めてから、
ようやく一本筋が通り、私たちの中で一番しっくりいく形になったと思っています。
コロナ禍である現在ではリモートワークという働き方も増えて、自宅で仕事をするという形も定着してきました。
この築50年の家も、ただの住まいではなく仕事場兼用です。
私たち家族が暮らしながら…ナチュラハウスの家づくりがわかる家。
等身大のリアルなリノベーションの暮らしを感じて頂けると思います。
TELまたはmailにてご予約して頂き、どうぞお気軽にいらしてみてください。

natura House株式会社
代表取締役 松井慶子・二級建築士 松井純司